2018.08.27
今日ご連絡をいただいて往診に伺った先でのこと。
腰痛で歩けないとのことで原因をお聞きしましたら、テレビ番組で案内されていた体操をやってみたら「あいたっ!」となり、そこから動けなくなってしまったということでした。
実は、こういうことはちょくちょくあります。
自分では大丈夫と思っていても、意外と負担のかかる動きだったために傷めてしまったという患者さん。
テレビ放送では「決して無理はしないで下さい」と言いますけれども、テレビの前にどの程度の人が居るのか分かっているはずはありませんし、なにかあっても責任をとってくれるわけではありません。
ですので、どうしても視聴者側で判断をしなければいけないのですが、比較的意欲のある高齢の方の場合に「これぐらい大丈夫」と思ってちょっとばかり無理をなさるということがあるのです。
高齢になると一度傷めるとなかなか治りにくくなりますし、患部を庇うことで新たに痛みが出てしまういわゆる「かばいたみ」を引き起こすこともあるので、注意が必要です。
もちろんチャレンジ精神があるということはとてもいいことなので、周りから「アレだめコレだめ」というように制限をかけてしまっては良くないので、ご家族がいらっしゃる場合は一緒に取り組んでみるなどの工夫をしてみる、などの対策がよいのではないかと思います。
お一人暮らしの方の場合ですと一緒に体操をするというのは難しくなりますが、たとえば訪問介護ヘルパーさんやケアマネージャーさんと連携をとりながら、無理のない日常生活を過ごしていただけるようにお話をしながら施術を行うように心がけています。
テレビ体操が悪いというわけでは決してないですし、それをやってみようとする患者さんが悪いわけでもないので、どういうことをするとどうなるからこれからはこうしましょう、というように生活に関わっていければな、と思っています。
今日お伺いした患者さんは施術後少しマシになったとおっしゃっていましたが、快癒までにはまだ少し施術をする必要がありますので、引き続き頑張っていこうと思います。
2018.08.19
本日、3年ぶりにコースに出てきました院長です。
前回は140という凄すぎるスコアをたたき出してしまい、ちょっと萎えてしまって期間が空いてしまいましたけど、今回はそれなりに課題をもって練習に取り組んだおかげかどうか、out62・in51で113というスコアで上がることが出来ました。
嬉しいですねえ。
とくに後半崩れそうなところで踏ん張れたのが良かったですね。これからは続けていければなと思っています。
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さて腰痛のお話しですが、18ホールをストレートで回ると体幹を支えるインナーマッスルに疲労が蓄積してくるのが実感できます。
ゴルフスイング、特にドライバーにおいては、体幹を前傾させた状態を保ちながら回旋をさせる必要がありますが、疲れが溜まると体幹の芯がブレてしまい、それをカバーするために腰の表面の筋肉で「身体を引き上げながら回す作業」をしなければなりませんから、どうしても腰痛が起きやすくなります。
さらに、安定性が低くなるために集中力が下がりやすくなることから、スコアメイクが難しくなりさらに疲れが蓄積するという悪循環が起きがちです。
日頃から体幹をしっかり鍛えておくと同時に、身体のコリ感を事前に取り除いて血行をよくしておくことで、ラウンドで疲れにくい身体を作っておくことが大事になります。
どうしても「日頃の仕事でなかなか練習できなくて、さらに疲れを抱えたままでコンペに出ざるを得ない」という状況になりがちですが、大事なコンペだからこそ身体のケアをしっかりしておかないと、折角のゴルフが楽しく出来ないですよね。
ゴルフは、楽しく、真剣に。
そのためには日頃のケアが大事です。
練習の合間に鍼灸治療で身体の疲れを取り除いてみてはいかがでしょうか?
僕はこれからそうしようと思っています。
2018.08.07
先月半ばから久々にゴルフの打ちっ放しに出かけるようになった院長です。こんにちは。
当社のスタッフに誘われてほぼ3年ぶりくらいのスイング、なかなか上手く当たりません。
それはそうですよね、3年前も当たっていなかったのに練習を止めたら飛ぶようになったなんていうことがあったら、誰も練習なんて行きません(笑)。
そしたら早速今月19日にラウンドすることになって、これはもうエライコッチャ練習に励まねばと思っています。
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最初はレッスンを受けた方が絶対に良いよと周りから言われたので、4年前に初めてクラブを握ったときにはレッスンプロに基礎から習いました。
アプローチはまあまあなんとかなったような感じなのですが、ドライバーがスライス回転で右に飛んでいくのが修正できずにレッスン終了となりました。
ま、これは僕の都合で終了となったのですが、先生から一貫して指導されていたのが「テイクバック時に左肩を入れすぎないように・右膝から外に力が逃げないように」「スイング時に身体を左に流さないように」というようなことでした。
で、これを忠実に守ろうとして、僕の身体がどうなったか。
もう腰が痛くてしょうがない。
特に起床時・動き始めが激痛で酷いものでした。
なにしろ朝痛いのが目に見えているので、夜布団に入るのを気が重く感じてしまうくらい苦痛だったんです。
クラブを振り上げた際、左肩を入れず右膝を逃がさずというようにすると、腰に負担がもの凄くかかるのが自分でも分かります。
腰椎とそのまわりのインナーマッスルに負担がかかっているわけです。
当時はコーチに言われるがままにクラブを振っていましたが、あの痛みを知っている今ならストレッチと準備運動の大事さ・日々の治療の大事さを、強く強く感じているので、スタッフの先生にしっかりケアをしてもらって、練習を進めていきたいと思っています。
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まだまだゴルフは再開したばっかりなので上手くなるには練習あるのみなのですが、鍼灸の治療家としての視点ももちながら取り組むことで、ゴルファーの患者さんとしっかりコミュニケーションをとれるように頑張ろうと思っています。
机上の理論と実際の動きをしっかりリンクさせられるように頑張ります!